AIは「何を」学習しているのか

query_builder 2026/04/24

  AIを稼働させるためには莫大な電力が必要ですが、なぜそんなに電気を食うのかといえば、ひとつにはAIは学習をするからだといいます。

 では、AIは何を学習しているのでしょうか?


 その答えは、知識そのものではなく「関係性のパターン」を数値化して得ることであり、そもそもAIの学習とは、正解とのズレを減らすように数値(重み)を調整することだといいます。


 AIは知識そのものを文章として覚えているのではなく、「入力 → 出力を結びつける数値(重み)」を学習しているのだとか。

 例えば、「今日はいい天気」の次に来る言葉を予測する場合、「ですね」は来やすく、「冷蔵庫」は来にくい。この“確率の傾向”を学んでいるのです。

 学んでいる内容の実体は、文法構造、意味の関係(犬⇔動物)、文脈の流れ、よくあるパターン等で、知識というより「傾向の集合体」だといわれます。


 ではAIは「どのように」学習するのかということですが、① 予測する② 正解と比較する(誤差計算)③ 修正する(ここが学習)の3ステップが基本だそうです。

 まず、AIに問題を与え、例えば、「私はご飯を( )」の( )内に当てはまる言葉を予測させ、AIの答えが「たべる」で、正解が「よそう」だった場合、ズレ(誤差)を計算し、誤差が小さくなるように内部の重みを調整するのだそうです。この例の場合であれば、圧倒的にAIの答えが正しい場合が多いと思いますが、前後の文脈から間違えた原因を逆算して、全部のつまみ(重み)を微調整し、記憶することで精度が上がるのだといえます。

 学習の仕方自体は、人間が練習問題を解くのと似ていますが、学習の量は、この「予測 → 誤差 → 修正」を何億回も繰り返し、さらに実際のパラメータ数は数十億〜兆のオーダーで、データ量に至ってはテラ〜ペタバイトにも上るそうで、これなら膨大な電力が必要になる訳ですね。


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